おおいた百景

総社山円寿寺(大分市上野丘西〈うえのがおかにし〉)

円寿寺山門
円寿寺(圓壽寺)は,上野台地の東端近くにある。
古くは岩屋寺と称し,現在の岩屋寺石仏の付近にあった。敷地は元町石仏まで広がっていたといい,天喜二年(1054)の文献にすでにその名が見える古刹である。
総社山の山号を持っていたが,大友貞宗が徳冶二年(1307)に現在地に移して円寿寺と改めた。貞宗は石仏を尊び,円寿寺を菩提寺とした。
東井,仏性,仏相,実相,宝幢,幽栖の六つの坊があって栄え,「上野六坊」の地名はこれに由来する。その後やや衰退し,現在の円寿寺は六坊のうちの東井坊に相当する。
円寿寺本堂円寿寺宝篋印塔
境内には鎌倉期の宝篋印塔がある。

(大分市上野丘西23-19)
2004年10月25日


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