おおいた百景

岩屋寺石仏(大分市古国府〈ふるごう〉)

岩屋寺石仏
岩屋寺石仏は,上野台地の南東端,円寿寺前の坂道を下った崖下にある。
もと円寿寺の境内で,円寿寺も岩屋寺と称していた。
如来坐像(推定)を中央に,計17体の磨崖仏からなる。また千仏龕が残っているのが珍しい。
磨崖仏は平安後期の制作と思われ,はじめ国史跡であったが,傷みが激しいため県史跡に降格された。そのため,ほとんど野ざらしの状態で,ますます剥落が進み,十一面観音菩薩像以外はほとんど原形をとどめていない。
石仏近影

1998年から大がかりな保存工事がおこなわれた。岩盤には液体樹脂が注入され,40平方メートルの覆堂も建設された(2000年3月竣工)。
岩屋寺石仏

(古国府1の4,JR九大線古国府駅から徒歩15分)
1996年8月11日,2001年4月1日


おおいた百景