寺泊の総鎮守白山媛神社の境内にはいくつかの神社が祭られている。
明徳二年(1391)に漁師が海上で1枚の板を得た。西洋人と思われる人物が漁をする様を透かし彫りにしたもので,男女二面が一体になったものであった。これを御神体として祭ったのが二面神社である。
神明宮は,天照皇大神を祭る。創立年は不詳。
住吉神社は,明治三十六年(1903)にこの地に移転したという。
神社明細帳(明治十六)には,以上の三社のほか八天宮神社(火霊産神),祇園神社(須佐之男尊)を録す。
(新潟県長岡市寺泊大町)
2005.8.6