諸国神社めぐり

下之宮(宇都宮市馬場通り〈ばばどおり〉)

宇都宮二荒山神社下之宮
下之宮(しものみや)は,JR(東北本線)宇都宮駅の西1.2キロメートルに鎮座する。
社地は馬場通り一丁目交差点の角で,商業ビルに接する繁華な場所である。
現在,当社は二荒山神社の摂社であるが,この地こそが仁徳天皇の時,二荒山神社が最初に鎮座した場所とされる。
創建後,承和五年(838)に現在の二荒山神社本社の場所(臼ケ峰)に遷座した。
江戸時代には町割によって境内が南北に分断され,下之宮の境内は「飛び地」となった。
さらに終戦後の開発によって,下之宮は路地裏に細々と祀られていた。
1995年以後の一帯の再開発の際,現在地に再興された。
宇都宮二荒山神社下之宮宇都宮二荒山神社下之宮本殿
社殿はコンクリート造である。

二荒山神社下之宮から本社を見る
バンバ通りから下之宮(通りの右側)と本社(正面)を見る。

(栃木県宇都宮市馬場通り3丁目)
2016.11.28


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