諸国神社めぐり

以仁王御墓(木津川市山城町綺田神ノ木〈やましろちょうかばたかみのき〉)

以仁王御墓
以仁王御墓は,高倉神社の隣にある。
現在,墓は宮内庁の管理下にある。
以仁王(もちひとおう)は後白河法皇第二皇子である。
住居が三条高倉にあったことから「高倉宮」とも呼ばれる。
権勢を振るう平清盛一族の打倒を画策する源頼政(1104-1180)に擁立されたが,計画が漏洩して都を出て興福寺を目指したが,この地で討ち取られたという。
以仁王御墓
以仁王は,この地に鎮座した春日神社の境内に葬られたとされる。
春日神社は明治になって高倉神社と改称した。

(京都府木津川市山城町綺田神ノ木48)
2018.11.14