大分神社探訪

御霊水宇佐神宮境内)

宇佐神宮境内の御霊水
御霊水(ごれいすい)は,宇佐神宮の境内,上宮(本殿)が鎮座する小椋山(亀山)の北麓,菱形池の近くにある。
御鍛冶場(おかじば)とも呼ばれる。
八幡神が示現したと伝える霊地である。
宇佐神宮境内の御霊水宇佐神宮境内の御霊水
瑞垣の中に三つの霊泉と八角形の影向石(ようごうせき)がある。
刀工の祖とも伝えられる神息(しんそく)が,この冷水で刀を鍛えたという。
三つの井戸は宇佐神宮の奥宮である御許山の三巨石とつながっているとされ,宇佐神宮創立以前の太古の祭祀場と思われる。

(大分県宇佐市南宇佐)
2017.11.12


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