郡瀬社（ごうせしゃ）は，JR（日豊本線）宇佐駅の西6キロメートル，駅館川（やっかんがわ）の左岸，瀬社橋（せやしろはし）のたもとに鎮座する。
社頭の鳥居には「八幡神社」の額がある。
当社は，宇佐神宮が現在の社地（小椋山）に定まる以前の鎮座地とされる。
宇佐神宮の行幸会では，神輿が関係の深い八社を巡行するが，当社はその一社である。
祭神は仲哀天皇，神功皇后，応神天皇である。
明治五年（1872）に郷社に列せられた。
瀬社橋から社地を眺める。
駅館川の対岸には，当社と同じく宇佐神宮と結びつきの強い鷹居神社がある。