大分神社探訪

橋津神社(宇佐市橋津〈はしづ〉)

橋津神社社頭
橋津神社(はしづじんじゃ)は,JR(日豊本線)宇佐駅の西1.3キロメートル,寄藻川の左岸に鎮座する。
往古,橋津村は寄藻川の対岸にあったが,現在地に移住し,貴船神社と寺院を創立した。延文二年(1357)のことである。これが橋津神社の起源であるという。
祭神は天之御中主尊,八重事代主命,甕速日命,樋速日命,倉稲魂命である。
明治以降,近在の石祠などを合併した。貴船社(闇淤加美命),天神社(菅原神),金毘羅社(大物主命),祇園社(須佐男命),稲荷社(保食神),道祖社(猿田彦命),若宮社(隼総別命),小一郎社(新田義貞霊)である。
大正三年(1914),現社号に改めた。
橋津神社鳥居
参道を進むと石灯篭や石鳥居があり,その奥にも鳥居(貞享二年〈1685〉)がある。
橋津神社拝殿橋津神社拝殿内部
開放的な拝殿の奥に本殿が見える。
橋津神社本殿
覆屋で保護された本殿。
橋津神社本殿
拝殿と本殿を横から見る。

(大分県宇佐市橋津)
2017.6.14


宇佐市の神社