大分神社探訪

林神社(大分市横瀬〈よこせ〉)

横瀬の林神社社頭
林神社は,JR(久大本線)豊後国分駅の南南西1.3キロメートルに鎮座する。
社地は富士見が丘の丘陵の北麓で,前に大分川を望む。
敏達天皇(六世紀末)の御代の創立と伝える。
その後,和銅四年(711)に木野社(五十猛命)を合祀して稙田郷の総鎮守となり,後年,稙田,狭間郷十五ケ村から広く崇敬を集めた。
延文四年(1359),天正十四年(1586)の二度の兵火を被った。
明治五年(1872)に西寒田神社の附属社となり,村社に列せられた。大正三年(1914)に下横瀬(田代)の天神社と上横瀬(天神面)の天満社を合祀して現社号に改めた。
「神社明細帳」に記す祭神は「速玉男命,事解男命,木野明神,大物主命,伊弉冉命,五十猛命,金毘羅宮」で,境内の「林神社由緒」に記す祭神は「熊野座神社三柱,伊諾丹命(ママ),五十猛命,崇徳院,大物主命,事解男命,速玉男命,大己眞命(ママ),木野明神,菅原道真公命」で,小異がある。
横瀬の林神社二の鳥居横瀬の林神社二の鳥居額束
参道途中の鳥居には,合祀された「天満社」の額束がある。
横瀬の林神社本殿横瀬の林神社拝殿

横瀬の林神社社殿横瀬の林神社本殿
「明細帳」には境内社「若宮社」が記録されているが,今は見えない。

横瀬の林神社境内石祠横瀬の林神社からの眺望
正面に高崎山のシルエットが浮かぶ。

(大分県大分市横瀬)
2012.3.17


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