大分神社探訪

金比羅神社(由布市庄内町西長宝〈しょうないちょうにしちょうほう〉)

庄内町西長宝の金比羅神社遠景
JR久大本線の小野屋駅の西に,大分川と小挾間川が合流する断崖がある。その頂上付近の平坦地に社殿が建っている。西長宝と東長宝の境界付近である。
鳥居などはなく,社号を示す物もないが,社殿の屋根の装飾に「金」字があるので,金比羅神社であろう。「神社明細帳」に「東長宝村字ソラ・村社金比羅神・祭神:大物主神,若年神,大年神,保食命」とあるのが当社であろうか。
ただし『庄内町誌』の「神社」の項を参照すると,西長宝にも東長宝にも「金比羅神社」は見えない。
西長宝の金比羅神社 大龍の愛宕神社参道
社殿は簡素だが,コンクリートの屋根で保護されており,社殿自体も新しい。境内も草が刈られ,整備されている。

(大分県由布市庄内町西長宝)
2007.3.29


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