龍王神社は,永興の南太平寺地区に祭られている。大道トンネル南口から古国府方面に少し進んだ場所である。
境内に建つ由緒にはつぎのような経緯が記されている(大意)。
初め、宗晴氏が不動、八大龍王、如意輪観音の三体を祭っていたが火災に遭ったため、南太平寺の清水寺(しみずでら)で三体を一体に合祀して祭った。後、清水寺が火災に遭い、合祀前の観音様だけを羽屋に遷したが、合祀した神は清水寺に残っていた。昭和三十年に、おつげにより現在地を購入して合祀した三体神をまつることになった。
簡素な社殿の中に石祠のようなものが祭られている。
(大分県大分市永興)
2006.12.19