大分神社探訪

熊野宮神社(由布市挾間町鬼崎〈はさままちおにざき〉)

熊野宮神社の遠景
熊野宮神社は,JR九大線の豊後国分駅と向之原駅の中間あたりに鎮座する。
社地は,大分川が大きく湾曲して岬状の地形を形づくっており,遠目にも神社がありそうな様子をしている。
挾間町鬼崎の熊野宮神社
祭神は,伊邪那美命,速玉之男命,事解之男命で,永久二年(1114)の創建と伝える古社である。
加藤清正が深く尊崇し,慶長七年(1602),神領を寄進し,石垣階段を設けたという。
弘化二年(1845)に社殿を焼失して再建した。
熊野宮神社社殿
熊野宮神社境内熊野宮神社境内
町史,末社として金比羅宮,生目神社,天神社,森下社を挙げている。
社殿の横と石段の途中に小祠があるのがそれであろうか。

(大分県由布市挾間町鬼崎)
2006.12.18


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