大床社は,賀来(かく)の東のはずれ,荏隈(えのくま)との境界に鎮座する。JR九大線の南大分駅と賀来駅のちょうど中間である。
社地は小山の裾野に南面し,眼前に田園と住宅が広がる。
大山咋神ほかを祭る。社号の「大床」の由来は不明。地元では「おおとこ」と呼ばれており,「御鷹宮(おたかみや)」の表記もあるようである。
狛犬は,吽形のほうは崩壊していた。
社殿の左手に土壁造りの小堂があり,不動明王らしき像が納められている。
(大分県大分市賀来上片面,JR九大線・南大分駅より徒歩20分)
2004.4.2