大分神社探訪

大尾神社宇佐神宮境外摂社)

大尾山
大尾神社(おをじんじゃ)は,宇佐神宮の摂社である。
宇佐神宮の東方に大尾山と称する丘陵がある。ここは八幡神が一時鎮座した場所である。
東大寺大仏建立に助力した八幡神は,大仏開眼後に宇佐に戻ったが,神託によってこの大尾山に遷座することになり,山上に本殿を造営した(765年)。
ちょうどこのころ称徳天皇(女帝)の寵を得た怪僧道鏡は,皇位を窺うほどの権力を握った。
神護景雲三年(769年),称徳天皇が和気清麻呂(わけきよまろ)をこの地に派遣して神意を問うたところ「道鏡は悖逆無道,日嗣は皇統から出せ」という八幡神の託宣があった。
帰京して神託を報告した和気清麻呂は左遷されたが,天皇は道鏡への譲位をあきらめ,翌年,称徳天皇が崩じると道鏡も失脚した。
神託事件の後,八幡神は本宮に戻ったが,神託を得たこの地を聖地とし,八幡神を分霊して祀った。これが大尾神社の起源である。
大尾神社鳥居
旧な参道を上り詰めると目印の鳥居がある。
大尾神社
透塀の中に社殿がある。
大尾神社社殿大尾神社本殿
大尾山には,和気清麻呂を祭神とする護皇神社や,清麻呂をたたえる石碑「和氣公之碑」(元帥大勲位東郷平八郎書)もある。

(大分県宇佐市南宇佐,JR宇佐駅より徒歩30分)
2003.11.14, 2017.6.14


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