大分神社探訪

宇佐神宮(宇佐市南宇佐〈みなみうさ〉)

宇佐神宮参道
宇佐神宮(うさじんぐう)は,JR日豊線宇佐駅の南西に鎮座する。全国の八幡系神社の総本社である。
神代に比賣(ヒメ)大神が降臨したのを祀ったのが起源だと伝えるが,その本来の神格については不明な点が多い。
(参考:八幡信仰とは?
『延喜式』(神名帳)の豊前国(六座)の内の「宇佐郡三座」として「八幡大菩薩宇佐宮」「比賣神社」「大帶姫廟神社」とある(いずれも「名神大社」)。
六世紀のなかばに突然「宇佐神は応神天皇である」という神託が下った。これ以後,宇佐神宮は朝廷との結びつきを強めていった。中でも道鏡の野心をくじく神託を下した一件は有名である。その時に神託を得た場所が大尾神社として祀られている。
九世紀には豊後(大分市)に柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)を,さらに京都に岩清水八幡宮を,それぞれ分霊し,信仰拡大の地歩を築いた。
長大な参道を進む。鳥居に額束がないのが八幡様式である。

西大門
西大門をくぐって拝殿に近づく。

宇佐神宮二の御殿宇佐神宮一の御殿
本殿は三殿が横に並ぶ形式。中央に位置する「二の御殿」が最も大きく豪華であるが,意外にもこれは応神天皇ではなく比賣大神を祀るもの。
宇佐神宮の主祭神は,やはり太古に降臨した比賣大神なのであろうか。
八幡神と同一視される応神天皇は,左脇の「一の御殿」に祀られる。右手の「三の御殿」は神功皇后を祀る。(左の写真は,二の御殿前から三の御殿を望んだもの。)

宇佐神宮一の御殿
本殿を真横から見ると,二つの屋根が前後に連結されたいわゆる「八幡造り」構造がよくわかる(三棟の本殿は国宝に指定されている)。
写真は応神天皇が鎮座する一の御殿。

宇佐神宮の参拝の作法は一般の神社とは異なり「二拝四拍手一拝」とされる。(出雲大社や新潟の弥彦神社も同様の作法とされている。)

参道を少し下った場所に,同じ三柱を祭る下宮・御炊宮がある。
境内には上宮・本宮のほか多くの境内社がある。

(大分県宇佐市南宇佐 ,JR宇佐駅より徒歩30分)
2003.11.14
八幡総本宮 宇佐神宮(公式サイト)


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