おおいた百景

裏側から見た高崎山

別府湾越しに見る高崎山の姿はとても端正で,絵葉書にうってつけだが,大分市の内陸から見る,とたんに,このようなとりえのない平凡な小山に変貌する。
大分市内陸から眺めた高崎山

写真は,大道(おおみち)峠の横,三芳(みよし)の浄水場附近からの眺めである。急峻に別府湾に落ち込んでいたはずの稜線が,すっかり間延びしている。
高崎山よりも,その左肩に覗く鶴見岳や由布岳,さらに遠くに広がる九重連山の雄大な眺望がむしろ目を惹くであろう。

前景に広がる新興住宅地(にじが丘,青葉台)は,旧大分市内でもっとも変貌のはげしい地区のひとつであろう。かつては椎迫(しいざこ)集落の奥の,人跡まれな薮山であった。
写真の右端の土がむき出しになった所は古宮古墳である。

2002年8月19日


おおいた百景