おおいた百景

浄土寺(大分市王子西町〈おうじにしまち〉)

浄土寺山門
見仏山浄土寺。阿弥陀如来を本尊とする。文亀元年(1501)の開山である。
文禄二年(1593),豊臣秀吉に検地奉行として派遣された大聖寺(石川県)の城主,山口宗永は,この寺に陣して大分・海部・大野・直入の検地を実施した。
浄土寺は松平忠直(号は一伯)の菩提寺として有名である。松平忠直は徳川家康の孫だが,故あって豊後の地に配流となった。
居城は滝尾の津守にあったが,ここ浄土寺に愛妾の蘭を葬り,またみずからの菩提寺として生前に墓を建てた。
浄土寺にある松平忠直の火葬の松浄土寺にある松平忠直の廟
忠直は慶安三年(1650)に没し,本堂前で火葬されたという。今,忠直を火葬した場所に「火葬の松」の碑があり,その脇に霊廟が建っている。

(大分市王子西町,JR大分駅より徒歩25分)
2015年3月30日


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