大分市神社探訪

柞原八幡宮の南大門

柞原八幡南大門(正面)
柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)の中ほどに重厚な姿をした南大門が建つ。元和九年(1623)に府内城主の竹中重義が造営したと伝える。
幕末,老朽したため改修の寄付をつのり,明治三年(1870)に落成した。大分の人々が見物に押しかけたという。
柞原八幡南大門(裏)柞原八幡南大門(細部)
柞原八幡南大門扉柞原八幡南大門扉
門自体の堂々とした構造にも圧倒されるが,壁板や扉に隙間なく施された彫刻は,息をのむ職人技である。
一日じゅう眺めても飽きないので「日暮門」とも呼ばれる。
彫刻の題材は「二十四孝」などである。→日暮門の彫刻を近くで見る

門の横に樹齢3000年ともされる天然記念物の御神木・クスノキがある。

2003.11.13, 2015.3.30


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