おおいた百景

清龍山金剛宝戒寺(大分市上野丘〈うえのがおか〉)

宝戒寺の大日堂
金剛宝戒寺は,大分上野丘高校の裏,墓地公園の下に建つ真言宗の古刹である。
古くは行基が南大分の羽屋に開いたとされる。その後,衰微したが,南北朝時代に大友貞宗が現在の地に再興した。

この一帯を昔は「律院(りちん)」と呼んでいた。現在は真言宗の寺となっているが,かつては律宗で,それにちなんでこのあたりを「律院村」と称していたのである。
写真は,大日堂(鎌倉時代の大日如来像を収める)。

門のわきから北(右手)に向かって変電所から「壇の下共同墓地」へと下る坂道は,このあたりでもっとも古い道だという。
かつて大日堂の周囲には多くの僧坊が並んでおり,共同墓地の場所には地蔵堂があったとされる。
壇の下共同墓地

(大分市上野丘2丁目,JR大分駅より徒歩25分)
2004年10月23日


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