新潟市神社探訪

大年神社(新潟市中央区笹口〈ささぐち〉)

笹口の大年神社全景
大年神社(おおとしじんじゃ)は,JR新潟駅の東500メートル,「笹口公園」の隅に鎮座する。背後の高架はJRの線路である。
明治初年の創立と伝える。かつて田の中に祠があり「田の神様」として農民に崇敬されていた。
昭和三年(1928)に笹口集落内に移し,その後も何度か遷座し,一時期,諏訪社(笹口2丁目)に合殿で祭られていた。昭和三十八年(1963)に現在地に新社殿を建てた。
祭神の大年(オホトシ)神は,素盞嗚尊と大市比売命の間に生まれた穀物の守護神である。
場所は新潟駅に近いが,周囲は人通りも少なく寂しい所である。

笹口の大年神社笹口の大年神社拝殿内部
社殿の中は整頓され,祭礼の道具などが保管されており,氏子から大切にされているらしい。由緒が貼ってあるが,読めない。

(新潟市中央区笹口3-6,JR新潟駅から徒歩10分)
2003.2.17, 2010.3.19


新潟市中央区(鳥屋野地区)神社