新潟県神社探訪

諏訪神社(五泉市下条〈しもじょう〉)

五泉市下条の諏訪神社社頭
諏訪神社は,JR(磐越西線)新関駅の南東800メートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中蒲原郡下條村字末廣 無格社 諏訪神社」とある。
天正年間の創立と伝える産土神で,健御名方命と八坂刀賣命である。
五泉市下条の諏訪神社拝殿五泉市下条の諏訪神社拝殿扁額
五泉市下条の諏訪神社拝殿内部
五泉市下条の諏訪神社本殿
本殿と拝殿は幣殿でつながっている。

「明細帳」は境内社三社を記録している。
十二神社(大山祇命),疱瘡神社(大己貴命,少彦名命),天満宮(菅原道真朝臣)である。
五泉市下条の諏訪神社境内の天満宮五泉市下条の諏訪神社境内の天満宮
天満宮は覆屋の中に古そうな社殿が収められている。
五泉市下条の諏訪神社境内の天満宮
境内に,稲荷神社,十二神社,疱瘡神社の石祠がまとめられている。稲荷神社は「明細帳」には見えない。

五泉市下条の諏訪神社境内の記念樹
境内の隅に「平成天皇即位記念樹」がある。

(新潟県五泉市下条110)
2017.10.8


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