平山神社(ひらやまじんじゃ)は,JR(信越本線)柿崎駅の南東5キロメートルの岩野地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「中頸城郡岩野村字原山 無格社・神明社」とあるように,もとは神明社である。
岩野村のうち17戸の産土神で,祭神は天照大神である。
明治四十三年(1910),字原山の稲荷社(倉稲魂命)を合併して社号を「平山神社」と改称し,現在地に移転した。
明治四十五年(1912),字十二林の天王社(素盞嗚尊)を合併した。
神橋の先に鳥居がある。参道の終わりにも石鳥居があるが,震災のためか,壊れている。
拝殿は切妻造で,妻入りで建っている。
本殿は独立している。
境内に小祠があるが,詳細は不明。
(新潟県上越市柿崎区岩野419番地1)
2017.9.9