犬神神社(いぬがみじんじゃ)は,佐渡島の南西端の犬神地区に鎮座する。
県道(45号)をはずれ,集落を抜ける狭い道を300メートルほど登ると鳥居がある。
鳥居から社殿までは,かなり急な参道を登る。
「神社明細帳」に「羽茂郡犬神平村字大垣添 村社・犬神神社」とある。
犬神平の産土神であるが,創立年月は不詳。祭神は鈿女命である。
明治七年(1874),村社に列せられた。
「明細帳」によると,明治三十年(1897)2月8日,社殿を焼失した。
社殿の前に佐渡様式の狛犬が置かれている。
(新潟県佐渡市犬神平)
2017.3.15