新潟県神社探訪
明治四十五年(1912)三月十一日,弥彦神社の社殿は門前町の火災に類焼した。 焼失した本殿の礎石が「旧本殿址」として残されている。 場所は,一の鳥居から参道をほぼまっすぐに進んだ位置である。 奥に宝物殿がある。
旧本殿の近くにあった御神木(椎の木)も,明治の大火で枝が焼け落ちたが,蘇生した。 御神木の裏手に,弥彦神社の第七世・建諸隅命の御廟である乙子神社御神廟がある。
(新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦) 2016.11.7