八幡社（出雲崎町小竹〈こだけ〉）

八幡社は，JR（越後線）出雲崎駅の北北西1.6キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」（明治十六年）に「三嶋郡小竹村字大林　無格社・八幡社」とある。
譽田別尊を祭神とする産土神であるが，創立年月は不詳。
明治四十一年（1908），字大林の諏訪社（健御名方命）を合併した。

石段の上に二の鳥居がある。

妻入で建つ拝殿の背後に，本殿が独立して建っている。

本殿は覆屋で保護されているが，前面は開放しているので細部を見ることができる。

拝殿の左手に，「諏訪神社」の碑がある。明治四十一年に合併した諏訪社を記念するものであろう。
その右には「古峯神社」の標柱もある。

「諏訪神社」の狛犬は，たてがみ（？）の長い佐渡様式である。

（新潟県三島郡出雲崎町小竹1079番地甲）
2016.9.10

新潟県神社探訪