稲荷社（魚沼市田戸〈たど〉）

魚沼市和田戸の稲荷社社頭
稲荷社は，JR（上越本線）越後堀之内駅の北東800メートル，魚野川対岸の田戸地区に鎮座する。
「神社明細帳」（明治十六年）に「北魚沼郡田戸村字大谷内　無格社・稲荷社」とある。
倉稲魂命を祭神とする田戸地区の産土神であるが，創立年月は不詳。文政六年（1823）再建の記録が残っている。
魚沼市和田戸の稲荷社社殿魚沼市和田戸の稲荷社社殿の額
魚沼市和田戸の稲荷社社殿彫刻
向拝の彫刻は極彩色で，珍しい。
魚沼市和田戸の稲荷社社殿向拝柱（左）魚沼市和田戸の稲荷社社殿向拝柱（右）
向拝柱の木鼻にも彩色が施されている。