春日神社は,JR(上越本線)越後堀之内駅の西北西1.3キロメートルの和長島地区に鎮座する。田河川が魚野川に合流する場所である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「北魚沼郡和長島村字砂田 無格社・春日神社」とある。
創立年月は不詳であるが,永徳年間(1381-1384)に大和国鎮座の本社より勧請したとも伝える。
祭神は,武雷命,経津主命,天兒屋根命,天照大神である。
社殿の前に一対の石狛犬が置かれている(年代不詳)。
社殿に向かって左手に石祠や石塔が集められている。
社地の周囲は広大な水田で,遠くから社叢が目につく。雲の中に越後三山が見え隠れする。
(新潟県魚沼市和長島91)
2015.9.12