愛宕神社は,旧栃尾市の中心部から北東6.6キロメートルの塩新町地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「古志郡塩新町村字向山 無格社 旧愛宕山大權現 愛宕社」とある。
正保二年(1645)の創立の塩新町の産土神で,祭神は軻遇突知命である。
大正元年(1912),字堀之内の稲荷社(万延元年の創立で,祭神は倉稲魂命)と矢劔社(安政五年の創立で,祭神不詳の石祠)を合併し,現社号に改めた。
拝殿の向拝部分の彫刻。
拝殿前に石狛犬が置かれているが年号は不明。
(新潟県長岡市塩新町562子)
2015.6.13