二荒神社(ふたあらじんじゃ)は,旧栃尾市の北東部,梅野俣地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「古志郡梅野俣村字上ノ原 無格社・二荒神社」とある。
延享元年(1744)の創立で,梅野俣の産土神である。豊城入彦命を祭神とする。
石鳥居は昭和三十四年(1959)の建造である。
古峯神社の大きな石碑のほか,たくさんの石塔や石祠が並んでいる。
境内に観音堂がある。馬頭観世音に朱の彩色が残っているが,その意味は不詳だという。
(新潟県長岡市梅野俣684)
2015.6.13