諏訪社は,旧栃尾市の北東端,旧下田村との境界近くに鎮座する。
「神社明細帳」に「古志郡九川村字西ノ平 無格社諏訪 大神 社」とある。
健御名方命を祭神とする産土神で,元禄十六年(1703)の創立である。
明治四十年(1907)字中山の白山社(明和七年〈1770〉の創立で,祭神は白山姫命)を合併した。
拝殿内に額が3枚掛かっている。「白山宮」「諏芳社」「諏訪宮」とある。
木鼻や手挟など,すぐれた職人技が発揮されている。
獅子が潜む手挟がある。
参道の両側に石燈籠が並んでいる。
(新潟県長岡市九川81甲)
2015.6.13