新潟県神社探訪

山神社(三条市濁沢〈にごりさわ〉)

三条市濁沢の山神社遠景
山神社は,旧下田村の南部,守門川右岸の濁沢地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「南蒲原郡濁沢村字亀田浦 無格社・山神社」とある。
濁沢の産土神で,天正三年(1575)の創立である。祭神は大山祇命で,合殿で豊受姫命を祭っている。
慶応二年(1866)に再建した。
明治四十年(1907),字村中の稲荷社(倉稲魂命)と字岩ケ崎の神明社(文禄四年〈1595〉の創立で,祭神は豊受姫命,大山祇命,倉稲魂命)を合併した。
三条市濁沢の山神社社頭
杉に囲まれた薄暗い境内に社殿が建っている。
三条市濁沢の山神社社殿三条市濁沢の山神社拝殿内部
拝殿内に「十二大明神」の額が見える。
三条市濁沢の山神社拝殿木鼻(左)三条市濁沢の山神社拝殿木鼻(右)

三条市濁沢の山神社境内
鳥居の下に明治三十四年(1901)の灯籠が置かれている。

(新潟県三条市濁沢617)
2015.5.16


新潟県神社探訪