諏訪神社は,旧岩船郡朝日村の下新保地区に鎮座する。社地の裏は三面川の土手である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「岩船郡下新保村字林崎鎮座 無格社・諏訪神社」とある。
下新保の産土神であるが,創立年月は不明。健御名方命を祭神とする。
明治四十一年(1908),字林崎の小諏訪神社(健御名方命),字高田の神明宮(天照皇大神),字渚水田の道祖神社(猿田彦命),字八幡山の八幡宮(應神天皇)を合併した。
入母屋造りの拝殿は銅板葺きである。
向拝部分に力強い彫刻が見られる。
参道の脇に金毘羅大権現と湯殿山の石塔が置かれている。
(新潟県村上市下新保2507番地)
2014.8.2