伊須流岐神社(いするぎじんじゃ)は旧岩船郡朝日村の上中島地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「岩船郡上中嶋村字宮ノ浦 無格社・伊須流岐神社」とある。
文明年間(1469-1486)の勧請と伝える。太玉命を祭神とする上中島の産土神である。
明治四十二年(1909),字川原田の素盞雄神社(須佐男尊)を合併した。
「明細帳」は境内社に神明宮(天照皇大神)があると記録するが見当たらない。本社に合併されたのであろう。
社殿の横に,石仏を集めた祠と稲荷社らしき小祠がある。また鳥居の横には湯殿山の石塔が建っている。
社地は杉林に囲まれている。
(新潟県村上市上中島580番甲)
2014.8.2