神明社は,JR(白新線)西新発田駅の西北西1.6キロメートルに鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「北蒲原郡日渡新田字居裏 無格社・稲荷社」とある。
祭神は倉稲魂命で,合殿で天照皇大神を祀る。創立年月は不明である。
明治四十二年(1909),日渡新田の産土神である字宮下の神明社(天照皇大神)を合併して社号を「稲荷社神明社合殿」に改め,さらに社号を「神明社」に改めた。
境内に石祠が一基あるが,合併した神明社にかかわるものかどうかは不明。
社地の周囲は水田地帯である。
(新潟県新発田市日渡279)
2014.4.26