新潟県神社探訪

巣守神社(長岡市本所〈ほんじょ〉)

本所の巣守神社鳥居
巣守神社は,旧栃尾市の中心街の東方6.5キロメートル,塩谷川(刈谷田川の支流)の右岸に鎮座する。
「神社明細帳」に「古志郡本所村字焼山 無格社・巣守神社」とある。
祭神は橡折姫命である。旧本所村の産土神であるが創立年月は不詳。
巣守神社のほか,村内の字水下には諏訪神社(健御名方富命)があり,伝承によると酒井某の邸内に祀られていたが慶長年間に焼失し,石祠を建てて祀り,天和年間(1681-83)に社殿を建て,その後,天明年間(1781-88)と文久年間(1861-63)に改築したという。この諏訪神社は明治四十二年(1909),巣守神社に合併された。
本所の巣守神社社殿
社殿は入母屋造で銅板葺きである。
本所の巣守神社社殿本所の巣守神社境内石祠
境内に石祠が二基祀られている。

本所の巣守神社春祭
春祭の神事が行われていた。

(新潟県長岡市本所)
2013.5.3


旧栃尾市北部(上北谷,上塩谷,下塩谷,栃尾町)神社