菅田神社は,JR(羽越線)平木田駅の北西3キロメートル,旧中条町の菅田地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「北蒲原郡菅田村字道端 無格社・菅田神社」とある。
創立年月は不明だが,菅田地区の産土神で,祭神は岐神,八衢彦神,八衢姫神である。
かつて大山祇神社あるいは道祖神社と称して猿田彦神を祭ったこともあったと伝えるが,明治三年(1870)に菅田神社に戻して現在の祭神三柱に定めたという。
明治四十年(1907)に村内の神明社(天照大御神)を合併した。
「明細帳」には,菅田神社の境内社として稲荷社(倉稲魂命)が記録されている。
現在,境内には稲荷社のほかに小祠と石塔(古峯神,大宮大神など)がある。
(新潟県胎内市菅田380)
2013.3.30