菅原神社は,JR(羽越本線)桑川駅の北1.5キロメートル,旧山北町(さんぽくまち)の笹川地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「岩舩郡笹川村字坂ノ上 無格社・菅原神社」とある。
祭神は菅原道真朝臣で,笹川の産土神である。
ただし「町史」の記述は少し異なり,産土神は十二神社(天津神七代,地津神五代)で,相殿に天神宮(菅原道真朝臣)と神明宮(天照大神)を祀っていたが,いつのころか今の社号に変わったという。
社殿は公民館のような造りで新しい。
社地の隅に小さな石祠が建っている。
集落から笹川流れの奇観を望む。
(新潟県村上市笹川)
2012.10.6