新潟県神社探訪

神明社(北蒲原郡聖籠町道賀新田〈どうがしんでん〉)

聖籠町道賀新田の神明社全景
神明社は,聖籠町道賀新田の四ツ屋地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「北蒲原郡道賀新田字四ツ屋 無格社 神明社」とある。
社地の後に加治川の堤防が見える。かつての社地は,さらに堤防寄りだったという。
昭和四十一年(1966)七月に豪雨で加治川が破堤し,翌年にも同じ箇所が決壊した。これをうけて川筋を変更する大工事がおこなわれたため,当社は昭和四十三年(1968)に現在地に遷されたという。
祭神は大日孁貴尊で,道賀新田の一部の産土神である。
かつて境内に河内社稲荷社合殿があった。祭神は水波女命と倉稲魂命である。現在は本社に合併されているようである。
聖籠町道賀新田の神明社本殿聖籠町道賀新田の神明社社殿
聖籠町道賀新田の神明社拝殿の「鎮守社」額聖籠町道賀新田の神明社拝殿の手挟
拝殿には「鎮守社」の扁額が掛かっている。

聖籠町道賀新田の神明社境内

(新潟県北蒲原郡聖籠町道賀新田570番地)
2012.7.1


聖籠町神社