神明宮は,JR(磐越西線)新関駅の北800メートルの大関地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十七年)に「中蒲原郡大関村字前石 無格社・神明宮」とある。
当社の創立年代は不明であるが,大関は承久年間(十三世紀初頭)以前に開発された古い村であるという。
祭神は天照大神である。
千鳥破風屋根つきの堂々とした拝殿である。
神明造の本殿。
「神社明細帳」(明治十七年)には「境内神社三社」が記載されている。
須賀社(須佐男尊),諏訪社(健御名方命),十二神社(大山祇命)である。いずれも由緒は不明である。
今,境内に一社があり,社殿内に「須賀神社」と書かれた額がある。
(新潟県新潟市秋葉区大関)
2012.4.21