諏訪神社は,JR(越後線)分水駅の南南東8キロメートル,旧南蒲原郡中之島町の中西地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「南蒲原郡中西村字江付 無格社・諏訪社」とある。
伝承によると,初め刈谷田川の堤外にあったが天明五年(1785)に現在地に遷したという。
大正二年(1913)に稲荷社(元和四年〈1618〉勧請)を合併し,社号を諏訪神社に改めた。
祭神は健御名方命と宇賀魂命である。
社殿に「諏方神社」の額が掛かっている。
狛犬の台座には「大正十二年四月」とある。
(新潟県長岡市中西)
2011.10.15