廣瀬神社(広瀬神社)は,旧上川村の太田地区に鎮座する。
柴倉川が常浪川に合流する場所の近くである。
「神社明細帳」(明治十九年)に「東蒲原郡豊川村字上ノ山 村社・廣瀬神社」とある。
初め「羽黒神社」と称し,豊川村の太田地区の産土神であるが,創立年月は不詳。
『新編会津風土記』の「太田村」の項に「羽黒神社」とある。
祭神は和加宇迺賣神である。
明治三年(1870),現在の社号に改めた。
長く急な石段を登ると平坦地があり,社殿が建っている。
拝殿の背後に流造の本殿がある。
(新潟県東蒲原郡阿賀町豊川甲)
2011.5.14