諏訪神社は,JR(越後線)刈羽駅の北東1.8キロメートルに鎮座する。
信濃から移って来た山崎氏が十日市の諏訪神社とともに屋敷神として祭ったのが起源だと伝える。
祭神は健御名方命である。
社殿は,中越沖地震後の修復が施されている。
灯籠には天保二年(1831)の銘がある。
参道の狛犬の一対は無惨に崩壊している。震災によるものであろう。
社殿に近い狛犬は昭和十六年(1941)の寄進である。
社地は,集落裏手の高台にあり,わかりにくい。
(新潟県刈羽郡刈羽村西元寺)
2010.10.2