新潟県神社探訪

石動社(刈羽村井岡〈いのおか〉)

刈羽村井岡の石動社正面
石動社は,JR(越後線)刈羽駅の東2キロメートルに鎮座する。
集落のはずれにあり,周囲は眺望のよい水田地帯である。
「神社明細帳」(明治十六年)に「刈羽郡井岡村字三百刈 無格社・石動社」とある。
創立年月は不詳だが,宝永四年(1707)の創立とも伝える。初め,玉崎観音堂の境内で祭られていたが,天明年間(1781-1788)に現在地に遷したという。
「明細帳」は祭神を大亡貴命とする。
明治四十一年(1908),字浦屋敷の飯綱社(保食神),字浦屋敷の才神社(八衢毘古神,八衢毘賣神,久那戸神),字五枚田の十二神社(天神七代地神五代ノ神)を合併した。
刈羽村井岡の石動神社社殿

刈羽村井岡の石動神社狛犬(吽像)刈羽村井岡の石動神社狛犬(阿像)
参道を護る狛犬(年代不詳)は,新潟県でよく目にする様式である。
刈羽村井岡の石動神境内
境内の巨木。

(新潟県刈羽郡刈羽村井岡997)
2010.10.2


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