枯木明神社(かれきみょうじんしゃ)は,JR(越後線)刈羽駅の南東2.5キロメートル,柏崎市に接する枯木地区に鎮座する。
「神社明細帳」に「刈羽郡飯塚村字池ノ下 無格社・枯木明神社」とある。
旧飯塚村の一部の産土神で,国常立尊を主祭神とし,高皇産霊神と神皇産霊神を配祀する。
創立年代は不明。新田開発のおり,丘の上に枯木の大木があり,そこに祠を立て,枯木権現と称して祭ったともいう。
飯塚地区は1956年に柏崎市に編入したが,当社の地域は分離して刈羽郡刈羽村に編入し「大字枯木」と改称した。
拝殿の扁額には「枯木神社」と書かれている。
狛犬は丁寧な彫りだが,年代は不明。
(新潟県刈羽郡刈羽村枯木1557)
2010.10.2