新潟県神社探訪

田尻神社(長岡市寺泊田尻〈てらどまりたじり〉)

寺泊田尻の田尻神社鳥居
田尻神社(たじりじんじゃ)は,旧寺泊町の南端に近い田尻地区に鎮座する。
「神社明細帳」(明治十六年)に「三島郡田尻村字六十苅 無格社・八幡社諏訪社神明社合殿」とある。
田尻地区の産土神で,譽田別尊,健御名方命,天照皇大御神の三柱を祭神とする。合祀された時期などは不明。 明治四十四年(1911)に現社号に改称した。
現在の鳥居の額束には「八幡宮」と書かれている。ここは合併以前の八幡社の社地であろうか。
寺泊田尻の田尻神社社殿寺泊田尻の田尻神社社殿細部寺泊田尻の田尻神社社殿細部
社殿はかなり大きな構造である。

寺泊田尻の田尻神社境内
拝殿前から境内を見る。
寺泊田尻の田尻神社狛犬(吽像)寺泊田尻の田尻神社狛犬(阿像)
参道の狛犬は,摂政宮(後の昭和天皇)の御成婚を記念した大正十三年(1924)の奉納である。

(新潟県長岡市寺泊田尻756)
2010.7.3


旧 寺泊町(南東部)神社