新潟県神社探訪

十二社羽黒社(津南町穴藤〈けっとう〉)

津南町穴藤の十二社羽黒社鳥居
十二神社は,JR(飯山線)津南駅の南9キロメートルの穴藤地区に鎮座する。
今,社殿の額に「十二社羽黒社」とあるが,『中魚沼郡誌』(1917)は「十二社 字穴藤にあり」とし,「羽黒社」には触れていない。
同書によると祭神は大山祇命で,寛文八年(1668)の創立である。
また同書によると,当社は初め別の場所にあったが延宝八年(1680)に山崩れのため現在地に遷したという。
津南町穴藤の十二社羽黒社社殿津南町穴藤の十二社羽黒社拝殿の額
津南町穴藤の十二社羽黒社拝殿向拝木鼻(左)津南町穴藤の十二社羽黒社拝殿向拝木鼻(右)
向拝柱の木鼻は面白いデザインである。

津南町穴藤の十二社羽黒社狛犬(吽像)津南町穴藤の十二社羽黒社狛犬(阿像)
拝殿の前に狛犬が置かれている。

(新潟県中魚沼郡津南町穴藤)
2010.5.22


津南町(南部)神社