新潟県神社探訪

願文山神社(新発田市金山〈かなやま〉)

願文山の山頂の願文山神社
願文山神社(がんもんざんじんじゃ)は,JR(羽越本線)金塚駅の南東2キロメートル,願文山の山頂にある。
祭られているのは酒匂家賢(さこう・いえかた)とその郎党の霊である。
承久元年(1219)に将軍の源実朝が暗殺されて鎌倉幕府の実権が北条政子と北条義時に移ったが,同三年(1221),後鳥羽上皇は権力奪取をもくろんで義時討伐の院宣を発した。
時の加地城主・佐々木信実は幕府方についた。上皇方の家賢らはここ願文山に立てこもって信実の西行の阻止を図ったが全員討ち死にした。
時は移り,昭和三年(1928)の昭和天皇即位の大典に際し,酒匂家賢はその勤王の功績によって正五位が追贈された。これをうけて地域の人々が酒匂家賢を追悼し顕彰するために創立したのが当社である。

願文山からの眺望
願文山神社から金塚方向の眺望。

(新潟県新発田市金山)
2010.4.24


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