にいがた百景2

西方の湯(胎内市中村浜〈なかむらはま〉)

西方の湯の入り口
西方の湯(さいほうのゆ)は,JR(羽越本線)中条駅の西北西6キロメートル,胎内市(旧北蒲原郡中条町)の中村浜にある。泉質,設備とも,その個性は他を圧倒し,ここを知らなければ温泉通とは認められないとされる。
当施設は,正式には「総合会館西方の湯」といい,親鸞の巨像で有名な宗教法人越後の里親鸞聖人という団体が運営している。湯は,天然温泉(源泉掛け流し)である。
タオルこそないが,浴室には石鹸とシャンプーが備えてあり,ロッカーなども完備している。シャワーや露天風呂もあり,日帰り入浴に最適であるが,宿泊もできる。
宗教法人が経営しているため,館内は親鸞に関するさまざまな展示物であふれている。
入浴施設俯瞰
親鸞上人立像から見下ろした入浴施設の建物。

なお,この地域の入湯税は100円(宿泊者は150円)であるが,ここは特例で50円(65歳以上は無料)とすることが市の条例で定められている。

(新潟県胎内市中村浜)
2009.5.5


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