にいがた百景2

新発田城址(新発田市大手町〈おおてまち〉)

新発田城二ノ丸隅櫓と満開の桜
新発田城は,JR(羽越本線・白新線)新発田駅の北西1.5キロメートルにある。一帯は新発田城址公園として整備されている。
「日本100名城」に選定されている新発田城は,鎌倉初期に新発田氏が築城したのが発祥と伝えられる。
新発田氏の城は,天正十五年(1587)に新発田重家が上杉景勝に滅ぼされて落城した。
慶長二年(1597)に溝口秀勝が新発田に領地を得て,かつての新発田氏の本拠地に築城を開始した。
城は溝口宣直(三代藩主)の時に完成したという。以後,溝口氏は明治維新までここを藩庁とした。

新発田城二の丸隅櫓新発田城表門
明治になって二ノ丸隅櫓(左写真)と表門(右写真)以外は壊された。新潟県に残る江戸時代の城郭建築はこの二件のみであり,国の重要文化財に指定されている。
なお,二ノ丸隅櫓は,昭和三十五年(1960)に別の場所から解体移築したものである。
新発田城の二ノ丸隅櫓,表門,三階櫓
また,平成十六年(2004)には,三階櫓と辰巳櫓(写真手前)が伝統工法によって復元された。

表門の前に,新発田藩士で後に忠臣蔵の四十七士となった堀部安兵衛の像がある。

(新潟県新発田市大手町6丁目,JR 新発田駅から徒歩20分)
2008.11.29, 2016.4.9


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