にいがた百景

旧萬代橋東詰(新潟市中央区弁天〈べんてん〉)

万代橋東詰め親柱
流作場五差路(りゅうさくばごさろ)の交差点に「萬代橋」と書かれた大きな木柱が建っている。
現在の萬代橋(万代橋)(ばんだいばし)は長さ約307メートルだが,それ以前の萬代橋ははるかに長く,全長782メートルあった。信濃川の川幅が現在の約三倍あったからである。初代萬代橋と二代目萬代橋はこの場所から始まっていた。
現在,買い物客などでにぎわう万代シテイの場所は,かつての萬代橋のちょうど中央,すなわち川の中である。
この記念物は,旧萬代橋の東詰めの位置に橋の親柱を復元したものである。
万代橋東詰め親柱(積雪期)

万代橋東詰め
写真の左隅の街路樹の下に木造親柱がある。
現在の萬代橋は400メートルほど先(写真の中央部分)にある。当時の信濃川の広さと万代橋の長さが想像できよう。

(新潟市中央区弁天2丁目,JR新潟駅より徒歩5分)
2008.3.21, 2008.9.11, 2012.2.17


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